2020 ドラフト3日目雑感+総括
1巡のトレードアップで2日目は指名がありませんでしたが、3日目は4人の指名を行いました。
4巡112位RBジョシュア・ケリー(UCLA)
4巡は地元UCLAのエースRBを指名しました。現在チームにはエクラー、ジャクソンとアジリティの高い2人のRBがいますが、ケリーはパワフルな走りをするそうなので、この指名でバランスが取れた布陣になりました。ゴール前は任せた!
5巡151位WRジョー・リード(バージニア大)
5巡でようやくWRを指名。レシーバーよりもキックオフリターナーとしての活躍が注目される選手。キックオフリターンで5TDを記録しているとか。それはすごい。ただNFLではキックオフリターンの機会が減ってきているのでスペシャルチーマーとして活躍するにはパントリターンもできて欲しいところです。とはいえ現在チームにはキーナン・アレン、マイク・ウィリアムズの2人しかまともな戦力がいないのでロースターには残れるでしょう。レシーバーとしての成長にも期待。
6巡186位Sアロヒ・ギルマン(ノートルダム大)
ノートルダム大でキャプテンを務めていたSを獲得。SSタイプ。ノートルダム大のキャプテンといえば昨年4巡のLB Tranquilもそうでした。完全に味を占めた指名。2匹目のTranquilとなるか。役割としては今オフにFA流出したエイドリアン・フィリップスのような役割を担いそうです。ダイム隊形時に6人目のDBとして入るSですね。ここ2年で3人目のノートルダム大からの指名。信頼できるコネクションがあるのでしょうか。
7巡220位WR K.J・ヒル(オハイオ州立大)
おそらく今ドラフト1のバリューピック。3巡予想もあったとか。レシーバーの能力としては5巡指名のリードよりも高そうです。スロット向きの選手でルートランがうまく、RACでヤードを稼いでくれそうです。コンバインの40yardが4.6だったのが評価を落としましたかね。元NEのウェルカーに例えられていましたが、それぐらい成長してくれると言うことはありません。今回はしっかりうちで育てましょう(ウェルカーは最初ChargersのUDFA)。
3日目は戦力がスカスカだったWRを2人指名しましたが、CBの指名はありませんでした(本当にテレスコはCBを指名しませんね)。今年もデービス(UDFA)が先発でその控えもUDFAのファシソンになりそうです。OLは半先発級が控えにもいるので3日目で取る優先度は低かったと思われますが、FAでベテランLTと短期契約をし、最低でもPipkinsの競争相手は欲しいところです。PHIからFAになっているピータースとの単年契約が理想ですかね。
総括
1日目にQBハーバートとLBマレーを指名し、新時代の攻守の顔となれる選手を獲得しました。夢が膨らみますね。4巡指名で人の足りていないWRよりもRBを優先したのは今年のQBがテイラーであり、ランの比重が多くなるためだと邪推しております。ラン+ショートパス中心のオフェンスになりそうなだけに7巡でRACの得意なヒルが取れたのはラッキーでした。下位指名の中でも特にWRの2人は1年目から試合に出るチャンスがあるので、来年ハーバートが先発する時までに信頼を勝ち取ってほしいです。