FUMBLE CHARGERS~勝てそうで勝てないチームのファンブログ~

勝てそうだけどなぜだか勝てない。そんなチャージャーズを応援するブログ。

各ユニット成績と補強ニーズ(DLとLB編)

今回はDLとLBの成績を振り返る。例によって補強ニーズはUFAの選手がいないものとしてスコア付け。

IDL

ジェリー・ティレリー 51TKL/ 4.5 SACK/ 6TFL (PFF 45.9)
ジャスティン・ジョーンズ 37TKL/ 3 SACK/ 5TFL (PFF 57.9) UFA
リンバル・ジョセフ 57TKL/ 1 SACK/ 3TFL (PFF 63.1) UFA

控え
クリスチャン・コビントン 52TKL/ 1SACK/ 3TFL (PFF 55.9) UFA
ブレイデン・フェホコ 13 TKL
フォレスト・メリル 4 TKL

 今季最も弱かったユニット。PFFグレードで見ると最もよいジョセフで63…(控えレベル)。PFFグレード45.9(なにそれ)のティレリーのスナップ数が一番多いという厳しすぎる布陣であった。
*PFFの指標は60以上で控えレベル、70以上で先発、85以上でプロボウルレベル
 幸い?にも3名がUFAとなるためユニットを刷新できる状況。今オフの補強の目玉であるのはいうまでもなく、ランDの苦手なティレリーの出番を限定できるように先発を3名補強したい。ジョーンズは怪我で離脱期間が長かったが、試合に出れば安定していたので再契約の可能性あり。ベテランのジョセフは再契約しないと思われる。
 これまた幸いにもFAもドラフトも層が厚いようなので、FAで先発2名確保、ドラフト3巡目までに1人確保といったところか。

ニーズ★★★★★

EDGE (3-4 OLB)
ジョーイ・ボサ 51TKL/10.5SACK/5TFL (PFF85.8)
ウチェナ・ヌオウスー 40TKL/5SACK/8TFL (PFF 64.3) →UFA
カイラー・ファックレル 17TKL/3SACK/4TFL (PFF 63.3) →UFA
クリス・ランフ 19TKL/1SACK/2TFL

 システムが変わってボサが慣れないパスカバーに下がることもしばしばあった。カバーに戸惑いすぎていて正直これでいいのか疑問だったがそれでもさすがの活躍で10.5サック(PFF85.8)を記録。モノが違った。
 ボサの反対側はヌオウスーとファックレルで半分ずつスナップを分け合っていたが、シーズン後半からヌオウスーが成長し出番が増えた。OLB育成に定評のあるステイリーHCの就任でメリットを受けた選手の一人。UFAになるが再契約できれば来季覚醒するかも。
 ドラ4のランフは出番こそ少なかったものの随所にいいプレーを見せた。控えとしては十分な活躍。来季以降の成長に期待。

 ヌオウスーとファックレルがUFA。HCがヌオウスーを気に入っているようで再契約の可能性は高そう。ただボン・ミラーやチャンドラー・ジョーンズなどの大物がFAに出てきた場合、そちらの獲得に動くかもしれない。

ニーズ★★★★☆

ILB

カイザー・ホワイト 144TKL/1 SACK/ 7TFL →UFA
ドリュー・トランクイル 76TKL/ 1.5 SACK/ 5TFL
ケネス・マレー 31TKL/0 SACK/ 2TFL
アメン・オグボンベミガ 26TKL/ 1SACK/ 2TFL
ニック・ニーマン 22TKL

 いい意味でも悪い意味でも驚きのあったILB。システム変更にフィットしたホワイトがプレシーズンの3番手からシーズン中に1番手になるシンデレラストーリー。最終的に144TKLを記録し、新人契約最終年に頭角を示した。
 一方でシステム変更のあおりを受けた2年目マレー。マレーはシーズン当初はほぼ全スナップ出場し期待も大きかったが、判断ミスが見受けられ徐々に出番を減らしていった。元ドラ1の伸び悩みはファンとしては辛いものがある。スタッツで見るとオグボンベミガとほぼ同じぐらい。ついさっきまで名前の長いUDFAの彼、ぐらいの認識だったオグボンベミガと同じ。

まだマレーの価値が残っていそうな今オフにトレードの可能性があるか、などと勘ぐってしまっているが、マレーをどの程度来季の戦力として考えているかによってニーズ度合いは変わってくる。

 まずはUFAとなるホワイトと再契約するかどうかが注目ポイント。TKL数は多いがあまり目立ったプレーはなくPFFも66.5と高くないため比較的安く再契約できるのではないだろうか。

ニーズ★★★☆☆