FUMBLE CHARGERS~勝てそうで勝てないチームのファンブログ~

勝てそうだけどなぜだか勝てない。そんなチャージャーズを応援するブログ。

2021年ドラフト4巡~7巡指名選手

気づくと更新が滞ってしまいドラフティー紹介が終わる気がしなかったため、一気に片づける作戦にシフト。勢い重視。

4巡13位(全体118位) EDGE  Chris Rumph II(デューク大)
6-3, 244lbs
 4巡で数が足りていなかったEDGEを補強。スピードとクイックネスでサックを奪うパスラッシャー(去年は11先発で8サック、12.5TFL)。一方で見た目からも線が細く、パワー不足でラン守備に課題がある。今季はボサの反対側のパスラッシュ要員としてヌオースーやファックレルと出場機会を争う。
 サイズ不足でアナリストによって評価が分かれた選手だが、何人ものOLBを一流レベルに育てたStaley HCが選んだ選手、という事実だけで期待が青天井。カタカナ表記はランフでいいのかな。


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5巡15位(全体159位) G/OT Brenden Jaimes(ネブラスカ大) 6-5, 298lbs
 LTの先発になった2017年途中から40試合連続で先発出場した鉄人。クイックネスとスピードはあるが、サイズとパワー不足している。ポジションは異なるが4巡のランフと特徴が似ている。大学では専らLTでの出場だったが、ドラフト後のStaleyHCの会見によるとG/OTとして複数ポジションをこなせる選手にしたい模様。今年はRGの先発争い兼OTの控えとして準備すると思われる。なお、ハイライトは5-7巡指名選手がまとまったものを貼り省エネを図る。


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6巡1位(全体159位) ILB Nick Niemann(アイオワ大) 6-3, 234lbs
 速いLB。パワーとパス守備が課題。昨季は8先発で77タックル。
ILBはマレーとトランクイルの両先発がいるため、今年は怪我人が出ない限りスペシャルチーム(ST)での出場がメインになると思われる。
 Staley HCが何かのインタビューで昨季はスペシャルチーム(ST)に適切な選手が出場していなかった、という旨の発言をしていてテコ入れを示唆していた。FAでTBのガンナーだったCBライアン・スミスを獲得していたが、おそらくこのニーマンが二の矢。根本的にSTをどうにかしないといけないという考えをHCが持っていることは良い傾向。

6巡14位(全体198位) RB Larry Rountree III(ミズーリ大)5-11, 211lbs
 去年の4巡RBケリーと身長と体重が全く同じ(5-11, 211lbs)でスピード感も似ている。ハイライトの編集次第ではあるが、強いて挙げるならRountree(ラウントリー)の方がカットで鋭く、タックルをかわす能力が高そう。一方でケリーの方はパワーで押し込むシーンが多かった。また、ラウントリーはブリッツピックがうまいらしい。

<余談>RBのデプスはエースのエクラーを筆頭に、控えにジャクソン、ケリー(去年の4巡)がおり、ドラフトで指名はないと思っていたがまさかの指名。怪我がちなジャクソンもしくは去年イマイチだったケリーに不満があっての指名だと考えられる。前述のとおりタイプとしてはケリーと似ているため、ケリーの地位が危うくなっている可能性が高い。RBは最終ロスターに3人しか残らないことが多いので、ジャクソン、ケリー、ラウントリーのロスター争いは今年のプレシーズンの注目ポイントになる。

7巡13位(全体241位) DB Mark Webb(ジョージア大)6-2, 207lbs
 WRとして入学し、1年目にDBにポジション変更した選手。主にBig Nickel(5人目のDBとしてOLBやNickel CBの位置にセットするS)として出場していた。そのためスナップ数は少なく、昨年は8試合中3試合の先発で21タックル、1インターセプト、1パスブレイクの成績。StaleyHCの会見によるとサイズがあり、様々なポジションが守れ、ジョージア大でプロスタイルの守備を学んでいる点を評価しているらしい。Sはデプスが薄いためロスターに残る可能性は高そうだが、今年はSTでの出場が主になると思われる。